認証セキュリティソフト「PassLogic」、3月の発行ID数は約3.6万件。
新型コロナ対策によるテレワーク導入が進行し、前年同月の約8倍に。

パスロジ株式会社(東証TOKYO PRO Market上場:証券コード4426、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:小川秀治。以下、パスロジ)は、業務システムの認証を強化するセキュリティソフトウェア「PassLogic(パスロジック)」の2020年3月における発行ID数が約3万6千件となったことをお知らせいたします。これは前年同月の発行数の約8倍となり、新型コロナウイルス対策として多くの企業が、サイバーセキュリティ対策を考慮に入れつつ、テレワーク導入を進めたことを示しています。この結果、PassLogicの累計発行ID数は123万件に達しました。

>PassLogic製品紹介サイト

■PassLogic発行ID数増加の背景
新型コロナウイルス感染への対策として、多くの企業がテレワークの導入を急速に進めています。一方で、テレワーク導入企業を標的としたサイバー攻撃も懸念され、警視庁もサイバーセキュリティ対策情報を発信している状況です。

>警視庁「テレワーク勤務のサイバーセキュリティ対策!」ページ

PassLogicは、警視庁が示すサイバーセキュリティ対策のうち、「パスワード」の項目を解決するソフトウェアです。ログインする際に入力するパスワードが毎回変わる「ワンタイムパスワード」をWebブラウザだけで実現する「デバイスレス・ワンタイムパスワード」を提供します。これをパスワードの代わりに適用することで、「単純なパスワードの利用」や「パスワードの使い回し」を防止します。
デバイスレス・ワンタイムパスワードは、専用のデバイスやスマートフォンを必要としないため、業務システムへの迅速な適用が可能です。今回のような急速なテレワーク導入が求められる状況にも対応し、2020年3月には前年の約8倍となる約3万6千件におよぶ利用数増加となりました。

■「デバイスレス・ワンタイムパスワード」の特徴
デバイスレス・ワンタイムパスワードにおけるログインは、ブラウザに表示される乱数表から、ユーザーがあらかじめ設定した「パターン」に沿って数字を抜き出し、入力することで行います。表示される乱数表がログインのたびに入れ替わるので、入力する数字も毎回変化する、という仕組みです。
パスワードを使わないため、従業員の「単純なパスワードの利用」や「パスワードの使い回し」を防止します。また、専用のデバイスやスマートフォンも不要なため、導入・管理コストが大幅に削減されます。

PassLogicはデバイスレス・ワンタイムパスワード以外にも、ソフトウェアトークンやハードウェアトークンによるワンタイムパスワード認証や、クライアント証明書を組み合わせた二要素認証にも対応しており、組織の方針に合わせた運用が可能です。

■「PassLogic クラウド版」で、より迅速なテレワーク対応を
2020年3月には、PassLogicをより手軽に、より迅速にご利用いただける「PassLogic クラウド版」の提供を開始いたしました。お客様はサーバーを調達・構築することなく、お申し込み手続きだけで短期間に利用開始し、サーバー管理運用の手間もなくご利用いただけます。
また、「『PassLogic クラウド版』サービス開始記念キャンペーン」と題しまして、アンケート調査を実施中です。アンケートにご協力いただいた方から抽選で10名様に「Amazonギフト券5000分」をプレゼントいたします。この機会に、ご意見・ご感想をお寄せいただけますと幸いです。

>「PassLogic クラウド版」サービス開始記念キャンペーン

パスロジは今後も、安全で効率的な本人認証システムを提供し、ITセキュリティから社会活動を支持してまいります。

■パスロジ株式会社について
パスロジ株式会社は、2000年の設立より、IT社会において日常的に行われる「ログイン」、「サインイン」といった作業「本人認証」について研究開発を続けています。日本における取得済特許件数は31件、世界各国では合計96件(2020年3月時点)となり、独自基礎技術を複数所有する研究開発型ベンチャー企業です。
>パスロジ会社案内ページ

※このリリースに記載の内容は、発表当時の情報です。予告なく変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。
※記載されている商品名、会社名は、各社の商標または登録商標です。